平成30年の船橋市の公共下水道普及状況は87.3%にまで達しています。
下水道管が自宅前道路内に布設されると、その下水道管と自宅内の排水管を接続させるための工事をしなくてはなりません。
説明会の中で、【皆様にお願いすること】に、「公共汚水桝設置位置確認届出書」の提出がある。公共汚水桝をどこに設置するかを各家庭で決めて、図面を作成し届出書を提出しなければなりません。
この届出書を作成することは出来たとしても、公共桝がどこが適当な位置なのか判断は専門家でないと難しいのが現状です。市の説明としては公共桝をどこに設置したらよいか分からない場合には、
① 公共下水道工事の施工業者に相談する
② 宅地内排水設備工事の見積もりを工事店に依頼する。
ことが記載されていました。つまり本管施工業者か宅内施工業者に相談することになります。
説明会においても宅地内工事契約を急ぐ必要はないと説明していますが、まずはこの届出書を出さなくてはならない現状から、本管施工業者か宅内施工業者に相談することになります。
しかし、本管施工業者に相談しても、実際に宅地内工事を行う業者と異なる場合が多く、考え方の違いからトラブルも。
一方、宅内施工業者に相談する場合、宅内工事ができるまでは数ヶ月は先のことであるのにも関わらず見積もり依頼のその先に届出書の作成をお願い出来ることから安易な契約をしてしまったり、届け出提出後、宅内工事までのタイムラグにより、二重契約によるトラブルも。
業者だけではなく、市の職員もアドバイス先の一つとして記載すべきではないでしょうかとの提案に、課内で検討していただき市職員もアドバイス先に加えて頂きました
「見積もりを依頼する」という部分の記載も無くなり、市民にとってはまず、まずは届け出を出すということを考えれば良く、また、市の職員への相談が記載されたことで、負担は軽減されるのではないでしょうか。
特に女性は、工事業者には聞きにくい、話しかけにくいという気持ちもあります。
記載だけにとどまらず、相談を受けたらどんな状況や立地条件であっても先ずは、一度現場を確認することをお願いしました。
下水道本管工事がこれからのみなさん
市の職員には、ちゃんと専門の技術者がいます。遠慮なく、まずは相談をお勧めします
0コメント