令和2定 一般質問③ 下水道について

平成30年の船橋市の公共下水道普及状況は87.3%にまで達しています。

下水道管が自宅前道路内に布設されると、その下水道管と自宅内の排水管を接続させるための工事をしなくてはなりません。

説明会の中で、【皆様にお願いすること】に、「公共汚水桝設置位置確認届出書」の提出がある。公共汚水桝をどこに設置するかを各家庭で決めて、図面を作成し届出書を提出しなければなりません。

この届出書を作成することは出来たとしても、公共桝がどこが適当な位置なのか判断は専門家でないと難しいのが現状です。市の説明としては公共桝をどこに設置したらよいか分からない場合には、



① 公共下水道工事の施工業者に相談する

② 宅地内排水設備工事の見積もりを工事店に依頼する。

ことが記載されていました。つまり本管施工業者か宅内施工業者に相談することになります。

説明会においても宅地内工事契約を急ぐ必要はないと説明していますが、まずはこの届出書を出さなくてはならない現状から、本管施工業者か宅内施工業者に相談することになります。
しかし、本管施工業者に相談しても、実際に宅地内工事を行う業者と異なる場合が多く、考え方の違いからトラブルも。
一方、宅内施工業者に相談する場合、宅内工事ができるまでは数ヶ月は先のことであるのにも関わらず見積もり依頼のその先に届出書の作成をお願い出来ることから安易な契約をしてしまったり、届け出提出後、宅内工事までのタイムラグにより、二重契約によるトラブルも。

業者だけではなく、市の職員もアドバイス先の一つとして記載すべきではないでしょうかとの提案に、課内で検討していただき市職員もアドバイス先に加えて頂きました


「見積もりを依頼する」という部分の記載も無くなり、市民にとってはまず、まずは届け出を出すということを考えれば良く、また、市の職員への相談が記載されたことで、負担は軽減されるのではないでしょうか。

特に女性は、工事業者には聞きにくい、話しかけにくいという気持ちもあります。
記載だけにとどまらず、相談を受けたらどんな状況や立地条件であっても先ずは、一度現場を確認することをお願いしました。

下水道本管工事がこれからのみなさん
市の職員には、ちゃんと専門の技術者がいます。遠慮なく、まずは相談をお勧めします


9月10日は「下水道の日」です

9月10日は「下水道の日」です    「下水道の日」は、1961年(昭和36年)、著しく遅れているわが国の下水道の全国的な普及(当時の普及率: 6 %)を図る必要があることから、このアピールを全国的に展開するため、当時の下水道を所管していた建設省(現在の国土交通省)、厚生省(現在は環境省に所管変更)と本会の前身団体が協議して「全国下水道促進デー」として始まりました。  また、9月10日と定められましたのは、下水道の大きな役割の一つである「雨水の排除」を念頭に、台風シーズンである210日を過ぎた220日(立春から数えて)が適当であるとされたことによるものです。  それから約40年が経過し、日本における近代下水道の基である旧下水道法が制定された1900年(明治33年)から100年を迎え、その記念行事が行われたこと、また、2001年(平成13年)が21世紀のスタートの年にあたることなどから、近年の下水道に対する認識の高まりもあり、この際、より親しみのある名称として「下水道の日」に変更されることになったものです。  今後も、これまでと同様に、9月10日を中心とした前後 1 週間の間、下水道事業者である地方公共団体による各種催しが全国で展開されます。国土交通省では、毎年開催される「いきいき下水道フェスティバル」において、国土交通大臣賞(いきいき下水道賞)の表彰を行っています。  国土交通大臣賞(いきいき下水道賞)

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