令和2年4月1日現在の保育所等待機児童数が出ました!
国基準待機児童数
令和2年4月1日現在 198人(平成31年4月1日 72人)
市基準待機児童数
令和2年4月1日現在 520人(平成31年4月1日 451人)
平成31年に比べ、令和2年は国基準、市基準とも増加しています。
市の見解
1歳児のみ申請数が前年比で増加(217人)
待機児童数も大きく増加(国基準151人、市基準132人)
1歳児のみが人口増になっている。
待機児童増は、私はやっぱり無償化の影響が大きいと考えます。
1歳児の人口が増加した経緯は分かりません。出生率も大きく変わらなければ、転入者増?
教育的要素を持つ幼稚園を希望する家庭もある。幼稚園に流れるだろう…
という国・市側の考えもありました。
やっぱり働きたい、働かざるを得ない母親が多いのです。
なんで3歳からが無償化なのか。
待機児童が多いのは1歳児。
3歳までは保育するにもお金がかかる
→3歳までは母親と一緒が良いだろう(3歳児神話)
幼稚園も選択肢として(幼稚園救済的要素)
でも、3歳になれば無償化になるなら、
入りやすい、多くの子どもが入園するタイミングの1歳児から入れよう
幼稚園では時間が短い、延長保育料が高い(無償化による給付を超える)
そんな思いで保育園申請が増えたのではないでしょうか?
これからも、合計特殊出生率は下がっても、子どもを預けたい親は増え、待機児童は増えていくでしょう。
今行われている規制緩和による待機児童対策ではなく、子どもの育ちのため、女性も働く権利のために保育環境の整備と就労環境の整備が必要です。
女性が担ってきた家庭的役割について行政としてどう捉えるのか、船橋市でも出来ることがあります。
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